ファンド組成手続き・金融法務手続き
ファンド(集団投資スキーム)は、投資家から資金を出資してもらい、集めた資金を運用し、それによって得られた利益を投資家に分配するものをいいます。
ファンドを活用することによって、まとまった資金で運用を行うことにより大規模な事業の取り組みが可能になり、投資家は、自らの経験・知識がなくともプロによる資産形成を依頼できるといった点がファンドの利点といえるでしょう。
ファンドを組成する場合、最も多いといえるのが民法・投資事業有限責任組合法に基づき組合契約を締結する類型です。組合契約の設計では複雑な成功報酬規定、分配規定を定めるのであれば、齟齬や例外的な事が起こり得ないかなどを十分に鑑み、注意して執り行う必要があります。
ファンド組成では、金融商品取引法、ファンドに関連する税制が最も重要であります。ファンドを組成し、運用段階に入った後になってファンドスキームを変更するのは困難を伴います。
金融商品取引法に違反するファンド運用である場合、有利となるスキームでファンド組成ができた場合も往々にしてあります。
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